11月26日(金)、金山小学校の5年生を対象に実施された「水と緑にかがやく里山プロジェクト教室」に会員6名が参加しました。
まず、20分ほどの時間をいただき金山里山の会の中波会長が里山の役割、
縄文時代から里山の樹木を利用し、里山と共存して生きてきたこと。
近年、里山の荒廃が進んでいること。
里山の樹木を薪や椎茸原木として利用し、住民と里山とが共生する地域を目指していること。
里山を守ることは、海を守ることにも繋がること。
などを子どもたちに伝えました。
その後、校庭に出て、椎茸の菌入れを体験しました。あらかじめ、切り出してきておいたナラの原木10本に子どもたちは交代しながら、ドリルで穴を開け、菌を打ち込みました。初めての体験に最初は戸惑っている様子も見られましたが、途中からは積極的にドリルを操作するまでに!
菌を入れ終えた原木を校舎裏の日陰の場所に運び積みました。一番大きく重い原木を運ぶ女の子の張り切っている姿に、金山の子どもの逞しさを感じました。
最後には子どもたちから菌を入れる時期とその理由についてなどの質問がありました。子どもたちが興味を持って体験してくれたこと、子どもたちの成長を見ることができたことなど、多くのことに感動し心温まる半日になりました。
金山小学校5年生のみなさん、ありがとうございました。椎茸の収穫が楽しみですね!
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