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執筆者の写真金山里山の会

大学生による「空き家見学会 in 青井谷」

12月17日(金)、富山県立大学2年次の学生対象の「トピックゼミ」で空き家見学が行われました。県立大学のWEBサイトによると、トピックゼミは、教養教員と各学科専門教員のコラボレーションによる少人数ゼミで、科学技術が現代社会といかに深く関わり、社会に対して責任を有するかを、実社会に直に触れる機会を設けながら学習するもののようです。


この日は、金山里山の会から中波会長ほか2名が参加しました。少々雨が降る中、富山県立大学を出発し、最初に中太閤山の空き家を見学。射水市の空き家バンクに登録されている希望売買価格が880万円の物件でした。


「4・5人で借りれば安く住めるね」と冗談を交えながら言葉を交わす学生さんたちの笑顔がみられました。中々、良さそうな物件ではありましたが、「畑ができる広い敷地が欲しいよね」と田舎者の私は心の中で強がっていました(笑)


続いて、空き家バンクへは未登録の物件ではありましたが、金山(青井谷)地区の空き家を見学。その後、空き家を購入後リフォームをされたMさん宅と県立大学の星川教授宅を訪れました。


星川教授は、「あずまだち」(江戸時代の武家屋敷に倣い、大きな切妻屋根を持つ家のこと)の古民家をリフォームして住われています。


学生さんたちは星川教授の自宅に案内され「唖然」とした様子で、「え・・・、先生、こんなところに住んでいるの!」と驚愕。広間などの和室のしつらえと広さに驚き、キッチン兼リビングにある薪ストーブにさらにびっくり。空いた口が塞がりません。


星川教授は、アルミホイルに包んださつま芋を薪ストーブに放り込み、見学の最後、学生さんたちに焼き芋を渡していらっしゃいました。


学生さんたちには、青井谷の古民家はどのように映ったのでしょうか。翌週、まとめのゼミが開催されるとのことです。古民家を購入して住まうという発想は、二十歳前後の学生さんに湧くのでしょうか。学生さんたちの意見や感想を聞いてみたいですね。







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