金山里山の会が金山小学校の児童を対象に年に数回実施している里山教室。その第1弾「小枝のえんぴつ作り」に、10月22日(木)会員4人が参加しました。会で準備した小枝と小刀を使い、自分の手で小枝の先を小刀で削って、えんぴつの形に仕上げるという作業を3年生の児童11人が体験しました。
会員による小刀の持ち方、あて方、指の使い方などの説明の後さっそく作業開始!ただ削るだけでなく、芯を折らないように気遣いながら削るというとても難しい作業。「芯が折れそう」「硬いなあ」などと言いながらも、先生方や会員の指導のもと、だんだんコツをつかむと、あとは真剣そのもの、小枝の先に全神経を集中させて、あわてず、少しずつ削って行きました。最後に自分の名前を書いたシールを貼り、ひとりも怪我をすることもなく、11人全員が「世界に一本だけの小枝のえんぴつ」を完成させました。友達同士や先生にみてもらったりしてとても満足そうでした。
昔はみんな当たり前に小刀を使っていた「えんぴつ削り」。今ではほとんど経験することなく、大人になっている人も多いのではないでしょうか?
そんな昨今、この日の経験が子どもたちにとって今後成長していく過程で少しでも役に立ってくれればと願っています。
子どもたちのお父さん、お母さんたちも、えんぴつを削ってみては?
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