きのこ山に新たにロープを張り、看板を設置しました。
古くから金山のこなら林はさ松茸の、赤松林は松茸の産地でした。ほとんど穫れなくなってから数十年、わずかにさ松茸が残っていたこなら林で、3年前から環境整備を行い、さ松茸の発生環境を研究してきました。今年度からは「里山整備ときのこの生態」をテーマに研究の充実を図ることになりました。
昨年までも研究林にロープを張り、監視をしていました。残念なことですが、きのこの盗難があり、警察に被害を届ける事態が起こりました。
看板の効果があると良いのですが…。防犯カメラも設置したので抑止力になることを願っています。
里山整備ときのこの研究が進むことにより、きのこが 蘇る豊かな里山の再生を目指しています。が、心配なのは今年の気候。夏の初めにわずかなさ松茸が出ました。例年は今頃、本格的にさ松茸がでてくるのですが、今年は全く見つかりません。
さ松茸が収穫できたら今年も金山小学校の子どもたちに食べてもらいたいと思っています。会員の皆さんにも味わってもらえるかなあ…。
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