縄文時代より、日本列島に住む私たちの祖先は、森に分け入り、自然の恵みを頂くと同時に、森の恵みを次世代に受け継つぐよう努めてきました。そのような悠久の営みは持続可能な開発そのもの。つまり約1万年前から、私たちの祖先は、SDG’sを綿々と実践してきたわけです。
2021年12月5日の朝、金山里山の会の会員数名が、森に感謝し、森の再生を促すため、落葉進んだ師走の森に集まりました。
そして、刈り払い機や草刈り鎌を使って下草を刈り、小楢の若木や切り株から萌芽したひこばえに目印のテープを結ぶ作業を行いました。
今回使用した生分解性マーキングテープは、自然分解され土に戻る性質のもの。マイクロプラスチック問題を引き起こさず森を汚しません。そんな黄色いテープが至る所に結ばれた風景は圧巻!逞しく未来の森が成長している手応えを感じることができました。
作業後、清々しい気持ちになったと同時に、そもそも金山里山の会とは何をする会なのか?金山里山の会とは何を目指す会なのか?そんな会の原点に立ち返ったような一日でした。
「文明人とは、経験を積んだ原始人である」 ヘンリー D ソロー
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