中山間地の楽しい里山に位置する金山で一生懸命に米作りに励んでいます。
「金山米おいしいよね」「粘土質の土壌だからおいしいんだよ」等言われていました。
我々のグリーンインフラ(緑の中の生活)アドバイザー富山県立大学の星川准教授は中山間地の農業を支援するため、金山でとれる米のブランド化に向けた取り組みを進めています。衛星やドローンに搭載されたセンサから米の食味を推定する取り組みが日本各地で行われていますが、その方法の中山間地への適用可能性を探りながら金山米の「おいしさ」の秘密を明らかにしようとしているのです。
米の食味を決める要素の一つはタンパク質の割合で、これが高すぎるとパサパサしておいしくないといわれます。昨年の収穫直前の衛星データには、金山周辺の水田にはタンパク質の割合が低い稲の特徴が表れていました。そして今年の収穫期、ドローンで水田の詳細な観測を行うとともに、収穫された米を食味分析装置にかけて、タンパク質のほかに食味を規定するアミロースの含有量を確認しました。
その結果、金山米のタンパク質とアミロースの含有率は、日本穀物検定協会から特Aの評価を受けている国内有数の銘柄と同程度かやや低いとわかりました。これは炊き上がった時に柔らかくもちもちとした食感になるということで、イイネイイネと感じられる結果でした。
今は秋のまっただ中。もち米を少し入れて金山の米でつくる家での栗ゴハンは最高でした。
おいしいお米ブランド、もっともっと自慢しようよ。
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